40代アフィリエイト税金の種類と確定申告の額【2018年版】
■目次
40代、50代からアフィリエイトを始めた方。
アフィリエイトで挫折したという人、挫折しそうだという人。
自分には縁遠い話だとピンと来なかった人もいるかもしれない。
それは、税金の話。
アフィリエイトで稼げるようになると、税金がかかってくる。
私はアフィリエイトで、まだ確定申告するに至っていない。
稼いでいないから税金の話は関係ないと思っていると、後々痛い目を見る可能性もある。
稼ぎたいけど、税金とか面倒だ。そう思い、結局挫折してしまう人もいるかもしれない。
私が今のコンサルを受けてから、学んだことや気づいたことなど以下についてもご紹介している。
40代アフィリエイト副業を主婦やサラリーマンにおすすめる理由
アフィリエイトで挫折してしまうポイントは、人それぞれだと思う。
稼ぐことに集中しすぎて、税金のことなど、全然分からなかったという人もいるだろう。
稼げるようになってからではなく、稼げる前の今だからこそ、しっかり税金についても知っておいたほうが良いと思う。
アフィリエイトをやり直そうとしている人は、アフィリエイトは、ただ記事を書いていくというだけでなく、どんな作業があるのかもしっかり確認しておいたほうがよい。
そのひとつとして、アフィリエイトの税金の種類や確定申告すべき額について知っておくことは、後のちの不安を少しは減らせるかも知れない。
そういう思いで、今回はお伝えしていこうと思う。
40代アフィリエイト税金の歴史と意味
40代、50代のサラリーマン、OLは、会社側が税金のことをやってくれるので、自分で納税をするということは普通ないと思う。
また、専業主婦の方も、普通は、旦那の扶養に入っているため、納税するということはないであろう。
だが、アフィリエイトで収入を得ることになれば、話は違ってくる。
アフィリエイトで得たお金を所得税として、納税しなければならなくなるのである。
このことを知っているのと知らないのとでは、後々の災いを防ぐためにも大事なことである。
ここでは、そもそも税金って何?なぜ払う必要があるのかについて、お伝えしていこう。
税金の起源・歴史
まずは、税金の歴史から見ていこう。
税金の歴史は、弥生時代にまで遡る。
弥生時代の魏志倭人伝に、日本の税に関する記述があったそうである。
卑弥呼が邪馬台国を治めていたとき、税を納めさせていたとのこと。
だが、一般的には、645年大化の改新による政治改革を起源にすることが多い。
大化の改新については、私が学生の頃と今では、だいぶ教科書の内容が変わってきているようである。
645年ではなく、646年だったり、乙巳の変(いっしのへん、おっしのへん)と呼ばれたりするそうだ。
まあ、ここではその経緯は省略するが、この大化の改新は天皇を中心とした律令国家を目指すための改革であった。
そして、作成された「大宝律令」の租庸調が税の元となるのである。
租庸調は、
- 租:男女の農民にその収穫の約3%を納めさせた。
- 庸:都での労働(年間10日間)をさせた、又は布を納めさせた。
- 調:布や絹などの諸国の特産物を納めさせた。
租は、男女ともにであるが、庸と調は男子のみに課税された。
このころの税は、現金ではなく、米や労働力、布などであった。
江戸時代においては、年貢という米俵が納められていたのはよく知っていることだろう。
そして、現在の所得税など金銭で税金を納めさせる仕組みができたのが明治時代以降ということだ。
そのため、現在の税金の歴史は、明治時代からというのが正確なのかもしれない。
いずれにしても、税金そのものの考え方は、弥生時代からあったということである。
税金の意味
では、そもそも税金とは何であろうか?
簡単に言うと、税金とは、誰かの暮らしを支えるためのお金であり、そのお金は、自分たちの稼いだお金の中から少しずつ出し合っている。
逆に言うと、自分の暮らしも、誰かが稼いだお金によって支えてもらっているということになる。
知らないところで、誰かが自分のためにお金を出してくれてる。
税金がなかったら、ゴミ収集、救急車や消防車、街の交番などを利用するにも費用がかかり、病院だって、全額負担になってしまう。
それだけ、われわれの暮らしは、税金に支えられていることが多い。
そう考えると、税金も、助けあいの精神に基づいていることがわかる。
しかし、企業や政治家たちの脱税など、税金にまつわる事件が多いため、どうしても、税金というと黒いイメージを持ってしまう。
本当に正しく税金が使われているのだろうかと。
その気持ちも分かるが、自分たちの暮らしが税金で賄われている部分が多いのも確かである。
そのため、誰かのために、自分が稼いだお金を少しだけではあるが使ってもらいたいという精神は、非常に大切なことだと思う。
何故なら、同じように、自分のために、誰かがお金を使ってくれているからである。
このことは、忘れないでいたいものだ。
そして、アフィリエイトにおいても、企業やユーザーなど誰かのために役立ちたいという精神は、税金を納めることにも似ていると思う。
助けあいの精神である。
自分たちがアフィリエイトで稼いだお金の一部を誰かのために使ってもらう。
こう考えると、納税できるくらい稼げるようになるということは、社会貢献出来ているということにもなるのではないだろうか?
こうなってこそ、アフィリエイターなのかもしれない。
では、実際、アフィリエイトで稼いだお金には、どんな税金がかかってくるのだろうか?
また、確定申告はいくらから必要になるのだろうか?
40代アフィリエイト税金の種類や確定申告の額
これまで、税金について、その概要をお伝えしてきた。
ここでは、アフィリエイトで得た収入にはどんな税金がかかってくるのか?
また、確定申告するのはいくらからなのかについて、お伝えしていく。
40代アフィリエイト税金の種類
アフィリエイトをしていて収入が発生していくと、その額に応じて税金がかかってくる。
その税金とは、以下の4つになる。
- 所得税
- 住民税
- 個人事業税
- 消費税
では、ひとつひとつ、どのような税金で申告はいくらから必要なのかについて見ていく。
40代アフィリエイト税金の種類と申告1.所得税
まずは、所得税。
所得税は、1年間(前年の1月1日~12月31日)に得た所得に対する税金である。
所得とは、アフィリエイトで得た収入から経費となる費用を差し引いた額を指す。
この所得に対して税金がかかるため、所得税なのである。
単純に稼いだ金額ではないので、注意してほしい。
つまり、
アフィリエイトで稼いだお金(収入)から、アフィリエイト活動をするためにかかった費用(経費)を差し引いた額が「所得」になるのである。
費用とは、例えば、このようなものである。
サーバー代
コンサル代
教材代
セミナー代
書籍代
オフ会などの食事代
などなど
ちなみに、アフィリエイトの所得は以下の2つに大別される。
- 事業所得
- 雑所得
これらの違いは、以下の通りである。
事業所得)専業アフィリエイターのように個人事業主として活動している人の所得。つまり、事業としてアフィリエイトを行って得られる所得ということ。
雑所得)サラリーマンやOL、専業主婦などの所得。つまり、副業としてアフィリエイトを行って得られる所得ということ。
※但し、所得額によって事業所得か雑所得かが決まるわけではなく、明確な基準はない。あくまで、個人的に、事業としてみなすかどうかが判断基準となる。
実際には、この所得から基礎控除などの額を引いた金額に対して税金の計算が行われることになる。
この額を課税所得と呼んでいる。
式で表すと以下のようになる。
所得 = 収入 ー 経費
課税所得(税金を計算する額) = 所得 ー 控除額
ここで、知っておかないといけないことがある。
そもそも確定申告は、この所得税を納税するための手続きであるが、雑所得に関しては、申告しなくてもよい場合があるのである。
つまり、サラリーマンやOL、専業主婦の場合、確定申告しなくてもよいボーダーラインがある。
その基準が以下である。
サラリーマンやOLの場合)
- 確定申告しなくても良い場合 :1年間の所得が20万円以下
- 確定申告しなければいけない場合:1年間の所得が20万円超
専業主婦の場合)
- 確定申告しなくても良い場合 :1年間の所得が38万円以下
- 確定申告しなければいけない場合:1年間の所得が38万円超
つまり、サラリーマンやOLの場合は、1年間の所得(収入ー経費)が20万円まで、専業主婦の場合は、38万円までなら、確定申告しなくても良いのである。
専業主婦の場合、38万円がボーダーとなるが、その理由は、基礎控除額が38万円だからである。
基礎控除とは、確定申告する際に、無条件に差し引いてくれる控除のこと。
所得税に関しては、サラリーマンやOL、専業主婦の場合、確定申告のボーダーライン以下であれば申告が不要であるが、次の住民税に関しては、申告しなければならない場合があるので注意が必要だ。
40代アフィリエイト税金の種類と申告2.住民税
住民税は、意外と誤解されている方が多い税金でもある。
それは、所得税と連動して、確定申告しなくても良い所得額だった場合、住民税も申告しなくてよいと思っているからである。
そもそも住民税って関係するの?と思っている人もいるかもしれない。
ここでその誤解を解いておこう。
住民税は、アフィリエイトで得た所得の金額に関わらず、お住まいの市町村に支払う必要がある。
つまり、20万円以下であろうと、38万円以下であろうと、住民税は支払う必要があるということ。
確定申告すれば、あえて、住民税を支払う必要はない。
それは、税務署がお住まいの市町村に通達してくれるからである。
しかし、確定申告しない場合は、自分で住民税の申告をしなければいけないのである。
そこで、問題が出てくる。
サラリーマンやOLで副業が会社にバレてしまうとまずい!
という人も多いと思う。
この住民税を各市町村の窓口に申告した場合、会社にバレる可能性があるからである。
住民税は各市町村の窓口で所得を申告するのだが、その手続きには、「特別徴収」と「普通徴収」という徴収方法が選択できるようになっている。
この2つの違いを簡単に言うと、
- 特別徴収:会社の給料天引きにしてくれる徴収方法
- 普通徴収:自分で支払う徴収方法
である。
ここで、よく分からず、「特別徴収」を選択してしまうと、会社にあっさり副業がバレてしまうということになる。額が小さければバレない可能性もあるが、ほぼバレるだろう。
手間がかからないので、「特別徴収」にしたいところだが、会社にバレないようにするためには、「普通徴収」を選択して、自分で支払うことをおすすめする。
いずれにしても、住民税は、忘れずに申告しておきたいものである。
40代アフィリエイト税金の種類と申告3.個人事業税
個人事業税は、アフィリエイトを事業として行っていた場合、つまり、事業所得としていた場合に対象となる税金である。
個人事業税を支払う基準は、所得が290万円を超えた場合となる。
個人事業税の場合は、所得税の基礎控除がなく、代わりに事業主控除というのがある。
この事業主控除額が290万円であるため、個人事業税の基準が290万円を超えた場合となっている。
個人事業税は、確定申告をしていれば、拠点としている都道府県に通達されるため、特に手続きはない。
ちなみに、あくまで事業所得に対しての税金ではあるが、雑所得で確定申告した場合であっても、所得が290万円を超えていれば、個人事業税を支払う必要がある都道府県もあるそうだ。
詳細は、各都道府県にお問い合わせいただきたい。
だが、一般的に、年間の所得(収入ー経費)が290万円を超えている場合、事業としてやっているレベルだと思うがいかがだろうか?
この290万円をボーダーに事業所得、雑所得を決めるというのもひとつの考え方かもしれない。参考までに。
40代アフィリエイト税金の種類と申告4.消費税
消費税は、一般的な買い物する際、我々が徴収されている税金である。
そして、アフィリエイトにおいては、1年間の収入(売上)が1000万円を超えた場合に支払わなければいけなくなる。
但し、申告するのは、2年後である。
つまり、2年前の収入(売上)が1000万円を超えた場合、その2年後の申告時に申告しなければいけなくなるのである。
しかし、2年後に所得(収入ー経費)が0円だった場合は、消費税は免除されるが、確定申告で0円の申告を行う必要がある。
また、1月~6月までの特定期間に収入(売上)が1000万円を超えた場合は、2年後ではなく、翌年の1年後に申告が必要になるので注意が必要である。
以上、4つの税金についてお伝えしてきたが、税金に関しては、分からないことが多い。記事を書くだけでも大変なのに、確定申告もしなければいけないのはやはり手間になると思う。
そんな時、コンサルのメンターが頼りになる。
一人で難しい慣れない作業をするよりは、熟知したメンターに指導してもらいながら行えば、スムーズに作業も進むことだろう。
もし、興味があれば、私が今受けているコンサルをおすすめする。
そして、あなたがコンサルを受けたいと思うのなら、こちらも確認していただきたい。
メンターからの特典のご案内もあるので、ぜひご覧いただきたい。
あなたが、アフィリエイトの税金について、少しでもお役に立てたのなら嬉しい限りである。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。